シアノバクテリアという藍藻類
スピルリナは、シアノバクテリアとも呼ばれる藍藻類の一種で、主にアフリカや中南米などの亜熱帯地方の高塩分・高アルカリの湖に繁殖しています。
藍藻類は、地球上で初めて光合成を行った生物の子孫とされており、スピルリナにはこの藍藻類由来の光エネルギーによって活性化する酵素を含有するため、スピルリナは光のエキスパートと呼ばれています。
豊富な栄養素を含有
スピルリナはスーパーフードとしても注目を集めはじめているのもうなづけるでしょう。
様々な効果に期待
老化や疾患の予防につながる抗酸化作用や、生活習慣病である高血圧や脂質異常症、糖尿病などの改善効果などが得られます。アレルギー性鼻炎の症状抑制や、インフルエンザやHIVなどへの抗ウイルス効果、抗がん作用といった効果も期待できると言われています。
美容に「肌」に良い影響を
スピルリナには数多くの栄養素が豊富に含まれているため、肌・美容にも良い影響をもたらします。
ビタミンEの一種であるトコフェロールは、高い抗酸化作用を有しているため、アンチエイジング効果が期待できます。加えて、トコフェロールには血流促進作用もあるため、血色の良い肌作りに効果的であることに加えて、肌のターンオーバーを整えてくれるのでくすみやクマの改善にもつなげることが可能です。
スピルリナにはビタミンAのもととなるベータカロチンも豊富に含まれています。ビタミンAは、目や粘膜の健康を保つ役割を持った栄養素で、皮膚の健康維持にも深く関与しています。ビタミンAは、皮膚の新陳代謝を活性化する作用を持っており、不足すると乾燥肌やニキビ肌などにつながりやすくなるとされていますが、スピルリナを摂取すればビタミンA不足を心配する必要はありません。
ビタミンにも注目
スピルリナには、ビタミンEやビタミンAとともに、皮膚の健康維持に欠かせないビタミンB1・B2・B6も豊富に含まれています。
以上がスピルリナの効果・特徴となりますが、上記の通りスピルリナには肌や美容に良い栄養素も豊富に含まれているため、近年はこの藍藻類から抽出されたスピルリナマキシマエキスが配合された化粧品も登場し、要注目です。