オゾン殺菌の効果は?

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強力な殺菌力により優れた除菌効果を発揮するオゾン殺菌

濃度によってウィルスにも有効性が確認されています

オゾン殺菌は強力な殺菌力により、優れた除菌効果を発揮することで知られます。 厳密には濃度によりますが、ウィルスにも有効性が確認されています。

オゾンは大気中に存在するもので、中でも紫外線から地表を守るオゾン層が有名で聞いたことがあるでしょう。 また、大気を清浄化する自浄作用としての役割を持つので、実は身近にありながら重要な存在だといえます。

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大気中のオゾンの濃度は場所によりますが、森林や日差しの強い海岸で特に濃度が増し、一般的な都市部ではそれなりの濃度です。 この為、菌やウィルスに殺菌効果を発揮するには、人工的に高濃度を作り出す必要があります。

但し、高濃度のオゾンは人体にも有害ですから、基本的に無人の室内で使用することになっています。 例えば医療機関や介護施設などでは、衛生状態を保つ為にオゾン殺菌が幅広く活用されます。

それから薬品を使うのが難しい食品や、酪農産業でもオゾン殺菌が役立てられています。 水で拭き取る必要もなく、時間が経てば濃度が低下して無毒化されます。そういう意味で使い勝手が良い殺菌方法だと分かります。

優れた脱臭効果も発揮

優れた脱臭効果も発揮するので、染みついた臭いが気になる場所でも有効です。 車のように狭い空間での脱臭にも向いています。様々な乗客を乗せるタクシーなどでも活用されています。

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オゾンの生成

大気中のオゾンは酸素に紫外線が当たることで発生しますが、不安定なので他の物質と反応して、元の酸素に戻ろうとする性質があります。

つまり、オゾンは作って容器に保存することができないので、使用するその場で作り出すことが必要です。 オゾンの生成は放電により可能で、濃度を調整することで、人のいる場所でも安全に使えるものが作り出せます。

基本的な殺菌機構は、オゾンの分解時に発生する酸素が菌の細胞壁や細胞膜に作用したり、ウィルスだとRNAやDNAの破壊により成り立ちます。

人体や金属などの物質に対する腐食性があるので、濃度や時間に気をつける必要があるものの、上手く使えば効果的に菌やウィルスを殺菌できます。

※写真は全てイメージです

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