肩こりが原因の頭痛
肩こりの症状が気になり始めた事には、肩や首の辺りに違和感や痛みなどを覚えるのと同時に頭痛を覚える方も少なくありません。 肩と首は近い位置に存在している上に筋肉が繋がっているのにも関わらず、少し離れている頭に至るまで痛みが広がるのは肩こりによって巡る血液量が関係しています。
肩こりが生じる原因というのは、肩に存在している大きな筋肉が著しく動く機会が少なくなって筋肉に張り巡らされている血管の中の血液量も減少するためです。 人体の筋肉は動かす事により血管も同時に動いて内部を流れる血液量も増加しますが、デスクワークに従事している時間が長時間にわたったり、緊張状態になっていて全身に力が入っている時には筋肉の動く機会が減少して頭痛になります。 そのように肩に届く血液の量が減少するという事は、心臓を起点にして肩や首を通って届く頭部の血液の量も大幅に減少するという事に繋がるため、肩こりが起こった時にはその後頭部に届く血液の量も減って次第に頭痛が起こります。
肩こりと頭痛と年齢の関係
肩こりは子供や若年層が症状を訴える方が多くないのにも関わらず、年齢が高めになるほど症状を訴える方が増加するのは、全身の筋組織の柔軟性が低下したり視力が悪くなる事が関係しています。 筋組織の柔軟性が低下すれば、動かす機会と共に動かせる範囲も狭くなってしまうので行き渡る血液量が少なくなりやすいですし、視力が悪くなると物を見る時に必要以上に目に力を入れて筋肉が硬くなりやすいです。
頭痛の解消法
肩こりによって発生している頭痛を解決したい時には、デスクワークなどに従事する時間が長いのならこまめに休憩を取って体を動かすようにしましょう。
さらに、今日では入浴時に浴槽に浸からずにシャワーのみで済ませる方が多いのも原因なので、入浴時には浴槽に浸かって肩や首の筋肉を積極的に温めるようにすると良いです。 尚且つ、外出時はもとより自宅などに居る時も首の付近を温めるように上手に衣類を活用すると頭痛に悩まされずに済みます。
体を温めて血流をよくすることも大事ですね。